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お盆って魚屋に出番あるのか?

魚問屋

もうすぐ「お盆休み」ですよね。

この「お盆」という期間、ご先祖様の霊をお迎えして供養するわけですが、

仏教文化と日本の祖霊信仰とが融合した独自の風習なんです。

全国に様々な行事があり、霊をお迎えする「迎え火」、またお送りする「送り火」が代表的。

京都五山の送り火もこれに当たるものですね。

お祭りの盆踊りもこういった観念に根差した風習ですが、

豊作祈願や娯楽性なども同時に含まれるような、これまたいろいろ融合した文化です。

さて、お盆といえばお供え物。

ご先祖様のお墓に食べ物をお供えするといった方も多いとは思いますが、

なんせ精進料理が基本なもんだから、魚屋の出番ってどこにあるのって感じではありますが・・・。

いや、ちょっと視点を変えれば、水産物には「海藻」があります。

地域によっては、お盆時期に海藻を使った様々な風習が見られるんですね~。

  • お盆飾りとしてワカメを吊るす

ご先祖さまが迷わないための目印なんだとか。迎え火と同じ意味ですね~。

  • 墓石に昆布を乗せて上から水を掛ける

岩手県の風習なんだそうですが、墓石にべったりくっつくため風で飛んで行かないお供え物になる、との説があったり。

  • 追い出しあらめ

京都の風習ですね。五山送り火のときにあらめを炊いて供されます。ゆで汁は玄関先に撒くのだとか。

いや~、調べたらなんかいろいろ出てきそうですね。面白い!

いまの自分が毎日の生活を送っていることもご先祖様のおかげです。

形はそれぞれですが、感謝の気持ちは忘れずにいたいものですね。

(アイキャッチ画像)涼風さんによる写真ACからの写真

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