サーモン無罪、なんですが
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瀬戸内イカナゴ、減少は貧栄養が要因
引用元:日刊水産経済新聞(2020年6月12日)
今期のイカナゴ漁はご存知のように散々な結果だったわけですが、
(まぁそれも新型コロナの影響でなんだかぶっ飛んだ感ありましたが)
その分析結果みたいなものが記事にされてました。
貧栄養なんてわかっとるがな、って感じもしないでもないですが、
実は関係性をしっかり解明したのは、
今回の兵庫県の研究結果が初ってことらしいんですね。
で、「栄養塩」といわれる海水の成分濃度の不足がイカナゴの餌不足を招き、
それがイカナゴの成魚(フルセ)の産卵数減少に繋がってると、ハッキリ判明したわけです。
つまり、イカナゴ不漁については
●温暖化による海水温度の上昇説もあるけど、そっちより栄養塩が重要!
●産卵場所の減少説もあるけど、それ以前に卵産める健康状態じゃないよ!
こういった重大な要素が解明されたわけです。パチパチ!
原因が判れば対策が立てられるってなもんで、
今後、また新たな取り組みが行われる形になるでしょうね~。
とりあえず、春の風物詩にちょっと希望が見えてきたってとこですね。
何年後に成果が出るか、まだ分かりませんが、期待してしまいましょう!
(参考)兵庫県:豊かな瀬戸内海再生調査事業の成果[資料PDF]