漁解禁でいわき特産「ウニの貝焼き」作り
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土用丑が近づいておりますが、この時期はうなぎ以外に「鮒ずし」が一大文化ですよね。
歴史は奈良時代までさかのぼるという発酵食品にして寿司のルーツでもあります。
その寿司のルーツ、たどれば誕生は日本ではない、という話もあるようですね。
紀元前四年ごろの東南アジア山地民の保存食に発祥があるのではということです。
稲作文化と共に成立した保存食だったのだろうとのことで、
その米と魚が現代の握り寿司まで何やかんや繋がってるんだから面白いものですねえ。
鮒ずしのような「なれずし」から発展して、
酢飯をつかった「はやずし」が成立するのは安土桃山時代のこと。
これが江戸前の「握り寿司」みたいな「発酵させないすし」の総称ともなっています。
こちら上方では江戸前寿司の前にその原型となる「箱寿司」のスタイルが完成してますね~。
ちなみに江戸時代の寿司の大きさっておにぎり1個分くらいあったそうですよ!
まぁ当時のひとにもやっぱデカかったのか、現在の2貫1組スタイルっていうのは、
当時の寿司を半分にカットしたことがルーツらしいです。
でもデカいバージョンも是非食べてみたいものです(笑)
和食がユネスコの無形文化遺産に登録され、世界からより注目を集めた「寿司」ですが、
日本食として海外でも様々な発展を見せています。
アボガドを使ったカリフォルニアロールなんか有名ですよね~。
日本でうまれたわけでなくとも、
日本で育ち、また世界へはばたいた日本の「寿司」。
これからも大切にしたい文化です。